資金繰りが苦しくなると、社長は急に孤独になります。銀行へ何を言えばいいかわからない。数字を見るのも怖い。誰にも相談できない。
本当は、一人で抱える必要なんてないんです。社長がやるべきことに集中できるように、私が数字を引き取ります。
電話する前日まで、社長は迷っていました。リスケ後だから無理かもしれない。何を言えばいいか分からない。でも、何もしなければ——資材高騰と工期ズレで数ヶ月後の資金が崩れる可能性がある。だから、電話の前に数字を作りました。
電話口で何を伝えるか、スクリプトを私が用意しました。どんな状況で、どう回復してきたか。ナフサショックで今何が起きているか。15分の電話のために、私が準備しました。
社長がやったのは、電話しただけです。
銀行の融資判断は、窓口の担当者ではなく本部の審査部門が行います。担当者が「通したい」と思っても、数字で裏付けられた資料がなければ動けない。ピンチのときほど、武器はこちらから渡す必要があります。
「ナフサショックがなければこうなる」通常版と、「工期が延びたらこうなる」影響版——2種類の資金繰り表を12ヶ月先まで作成。損益計画も同様に2シナリオで用意して、担当者に渡しました。
これが聞きたかった言葉でした。担当者を戦わせるのが、私の仕事です。
数字は、現在を把握するためだけにあるのではありません。12ヶ月先を見ることで、まだ余裕があるうちに手を打てる。銀行は、余裕があるうちに来た会社と、追い詰められてから来た会社を、ちゃんと見分けています。
通常版の資金繰り表が示したのは、「ナフサショックがなければ数字は安定に向かっていた」という事実でした。これを12ヶ月先まで作れていたから、悪化前に動けた。数字が未来を見せてくれたからです。
建設業の社長は、現場・人・工程・資材・クレーム・経理——それだけで手一杯です。数字と銀行まで一人で抱え込む必要はない。それが私の根本にある考えです。
資材価格の急騰、工期の遅れ、銀行との交渉、資金繰りの見直し——どれか一つでも重たい。それが全部重なりました。
数字を一緒に持てる人間が横にいたから、社長は動けました。
📋 結果報告|2026年5月20日
融資承認が、下りた。
電話したのは、4月。
承認の知らせが届いたのは、今日。
リスケ後1年半の工務店が、次のステージへ進んだ。
数字がある。だから話しができるんだな。
——工務店の社長がつぶやかれた言葉。すごく真に迫っていた。
「今の状態で融資は取れるか」「何を準備すればいいか」——
まずは現状をお聞きするところから始めます。
資金繰り表がない・数字に自信がない、そこからでも大丈夫です。
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合同会社Properly 代表社員:佐藤 崇
東京都練馬区下石神井4丁目 FAX: 050-3156-7384
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